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この度、独立系資産運用コンサルティング会社「タクティカル・アセット・コンサルティング株式会社（通称Tact）」を設立いたしましたので、皆様にご挨拶申し上げます。   我々は、コンサルティング会社の業務を支える最も重要な理念は「専門家としての誠実性（professional integrity）」であると確信しています。この誠実性（integrity）こそ、資産運用業務に携わる中核理念であると共に「受託者責任」や「スチュワードシップ」に通じる規範であると考えています。また、コンサルティングを支える主要概念は、以下の５項目であると認識しています。

１.技術的能力の高さ   ２.顧客利益への寄与（利益相反回避）   ３.公平性・客観性・透明性の保持   ４.機密保持の徹底   ５.適切な報酬の授受 この５項目に担保された「プロフェッショナル・アプローチ」こそが、我々の共有するコンサルティング手法の根幹であると考えています。   ところで、現在は「シンク・グローバル　アクト・ローカル」の時代と通常言われていますが、我々は２１世紀は「シンク・ローカル　アクト・グローバル」というグローバル・パラドックスの時代認識が必要だと考えています。つまり新興国開発や貧困問題等を考えると、今や「シンク・ローカル」を重視すべきとの時代認識に基づき、地球は地域国家重視の時代に「パラダイムシフト」しているという思いです。言うまでもなく、その時の行動（act）は「アクト・グローバル」であり、かつ「トランスナショナル（全地球的）」である必要があります。   我が社は通称を「Tact」としておりますが、「Tact」のＴには   「戦術性（Tactical）」   「透明性（Transparent）」   「全地球的（Transnational）」 の思いを込めており、多様な金融市場のニーズに適応したプロフェッショナルなビジネスを展開して行きたいと考えています。また、年金基金、財団、学校法人等の機関投資家のお客様に対する資産運用助言を中心に、ヘッジファンド複製やスマートβの創生といった次世代のニーズにも対応すべく、新しいコンサルタント会社を目指しています。   お客様満足度の一層の向上に留意し、業務展開を図って参りたいと考えていますので、何卒宜しくご愛顧の程、お願い申し上げます。